大人ニキビはさわらない

若いころにできるニキビって、うらやましい。できる頻度は高いから、化粧乗りが悪くて憂鬱な気分になることはしょっちゅうだったけど、でも潰して膿を無理やりだしても、忘れたころにはあとかたもなく消えていた。そう、あとかたもなく。

 

それに引き換え、吹き出物っていうんですか?若くなくなってからできる大人ニキビって。顔の皮脂が原因でできるって言う点では、おそらく若いころにできるニキビと同じなんだろうけど、でも確実に違うのは、できたらなかなか治らない、治ったらな治ったで、中々跡が消えない。忘れたころには消えていた、なんて夢のような話はなくて、うっすらとしたシミになる運命が待ち構えている可能性も大。

 

大人ニキビには、薬は塗りません。薬塗っても、塗らなくても、治っていく速度はさほど変わらないから。あえて言うなら、ほっておくことが一番大事。でもこれが難しい。全然消えてくれないから、ついつい毎日顔を見るたびに手で触れてしまう。触れるだけならまだしも、念入りに顔を洗ったり、化粧水を多めにつけたり、余計なことをしてしまう。でも、そうやって何らかの手を施した大人ニキビほど、恐怖のシミへと進む確立が高かった気がする。

 

もう一度、言おう。大人ニキビは、さわらない。意識を向けない。食生活を正して、運動を心がけて、あとはなるようになれと腹を括ったら、季節が変わる頃には治っている。祈りに似た宣言だ。

 

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